そんな椅子に出会ったことありますか？

 

”こんな椅子がほしかった”

 

そんな風に思わされてしまう椅子。

どんな椅子でしょうか？

 

 

 

ACTUSには”AOYAMA”という名前の椅子があります。



 

椅子の絵を描いてみて下さいと言われたら

誰でも描けそうなデザインの

”普通の椅子”

 

 

、、のように見えますが

もちろん普通の椅子ではありません。

 

 

どこが普通でないのかは

是非実物を見て触って座って頂きたいのですが、

少し、ここでもご説明しようと思います。

 

 

 

 

建築やプロダクトが好きな方なら

ご存知の方も多いと思いますが、

AOYAMAはデザイナーの深澤直人氏のデザイン。

 

見たことがありそうでない、

ふつうでいてふと目が留まり、

座り心地を確かめ、

触って買いたくなるような

”こんな椅子がほしかったんだ”

というような椅子をデザインしたかった。

 

という考えのもとAOYAMAは生まれました。

 

 

 

”普通でいてふと目が留まる”

これがどのようにAOYAMAで再現されているのか。

 

 



ゆわれなければわからないと思います。

（でもそこが大事）

 

”ふつうの椅子”は

よっこいしょ、と立ち上がるとき肘掛け部分に体重がかかる為

脚となる部材に乗せて接合しています。

 

ご覧の通り、AOYAMAは逆です。

こうする事によって、正面から見た時に

脚長効果が生まれ、スマートな見た目になります。

 

なぜだか分からないけど、

なんとなく美しい。

 

という理由の１つです。

 

 

 

 



 

椅子のシート部分には

暑さ8mmの成形合板が使われており、薄く軽やか。

また座ったときにももの裏側へのあたりをよりソフトにするため

微妙な曲げを施し、さらに板の断裁面を面取りするというこだわり。

 



このこだわりによって

座り心地を確かめたとき、

”ん？なんだか心地良いな”

と感じさせることができるのです。

 

また、背もたれがふつうの椅子よりも後ろに傾いているところも

”なんだか心地良いな”と感じさせられてしまう理由の1つ。

人間工学的にも立証されているくつろぎやすい角度よりも

さらにやや後ろに反っている構造。

 

これはこれ以上言葉で説明できません。

皆さま是非ご来店を。

だらっと体勢を崩してみてくださいね！

 

 

 

また、AOYAMAにはサイドチェアという

肘掛けなしのチェアもあります。

ちなみにダイニングテーブルもあるのですが、

なぜ、ダイニングチェアではなく

サイドチェアというネーミングなのか。



世界的な名作、Yチェアのように

ダイニングだけでなく1脚でも寛げる、

ソファの横やお部屋に1脚だけで思わず置きたくなる

そんな座り心地の椅子だから。

という意味を込めてネーミングされました。

 

 

 

上の写真だとよくわかる、足がそっと包み込まれるような

座面のカーブも安定した座り心地を実現しています。

板座ですが、あら不思議。

長時間座っても疲れません。

 

 

 

まだまだ拘りのポイントはたくさんあるのですが

おそろいのダイニングテーブルのお話も少し。

 



 

椅子と同じでテーブルの天板には直線部分がありません。

まさに思わず触りたくなるデザイン。

 

天板はご覧の通り、大きく美しい木目が表現されていて、

突き板の厚みを一般的に使われているものの2倍、約0.6mmにすることで

木の暖かみや素材感を生み出しています。

 

日本人は突き板にはあまり良くないイメージを抱きがちですが、

ヨーロッパでは無垢よりも突き板の方が断然人気。

 

デザイナーの意図を表現しやすかったり、

美しい木目を表現しやすいからです。

 

AOYAMAでは突き板と無垢、どちらかお選び頂けます。

他のダイニングテーブルはどちらかのみのご用意しかないものが多いですが

お好みに合わせて、またご予算に合わせて選んでいただけるのも

AOYAMAのメリットの1つです。

 

 

そして、幅は150~200cmまで10cm刻みのオーダーが可能ですが

サイズごとに一番美しく見えるよう、一からデザインを起こしています。

単純に拡大縮小していると、この造形美が崩れてしまうからです。

ダイニングテーブルの全貌は是非店頭で。

 

 



AOYAMAのダイニングセットがあれば

お部屋にソファはいらなくなるかもしれません。

 

 

 

素材はオーク、ビーチ、ウォールナットの3素材から。

ダイニングセットをお探しの方も

チェアを買い換えようかなという方も

ソファをお探しの方にも。

是非店頭でお試しを。

 

まだまだ説明しきれていないところがたくさんありますので

どこが普通でいて普通じゃないところなんだ、と

スタッフにお声掛け下さい。

”なるほど、こんな椅子が確かにほしかった。”

と思って頂ければ幸いです。。。

 

 

 

 

 

■Today’s green■

 



【カラテア】

まるで絵に描いたような葉が特徴的。

写真のもの以外にも”カラテア”と名のつく品種はたくさんあります。

それぞれ全く様子が違うので是非お好みのカラテアを見つけてみてください！

 

 

 

 

皆さまのご来店スタッフ一同心よりお待ちしております。

 

 

 

 

• Tags: AOYAMA, カラテア, 深澤直人