アクタス・EXPOCITY店
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Archive for 4月 11th, 2018
GABBEH
date. 2018/04/11
なんて読むか分かりますか???
【GABBEH】
正解は、、、”ギャッベ”
集めていらっしゃる方や、
なかなかビビっとくるものに出会えずにいる方や、
ギャッベと聞いて
ん?何それ??と思われた方。
今日はEXPO店に最近すこーしずつ入荷している”ギャッベ”をご紹介致します!
まず、ギャッベとは??
イランのシラーズ地方に住むトルコ系遊牧民たちが
羊の毛から織って作る絨毯のこと。
ギャッベという名前を知らなくても
あー!見たことある!
という方は多いのではないでしょうか??
これらはもちろん機械での大量生産ではなく
全て手織り。
だから、全てが世界に一つのデザインなのです。
自由奔放な感性をもって織り上げられるギャッベのデザインには
いろいろなモチーフが使われていますが、
それぞれには意味があり、
遊牧民の願いや想いがたっぷり込められています。
EXPOCITY店にあるギャッベには
こんなモチーフが。
■生命の木
健康・長寿への想いが込められています
■羊・山羊
遊牧民の生活に欠かせないもののため財産の象徴とされています
■鹿
熱心に子育てをする姿から、
家族円満の象徴とされています
色にも意味があって、
それらは遊牧民の目に映る自然の色からインスピレーションを受けた物。
■赤・・・エネルギーを与える色 / 健康で元気なこどものほっぺの色
■黄・・・砂漠の色 / 故郷を表す色
■青・・・ 空の色 / 水のような純粋さ、清めの色
■緑・・・生命に溢れた大地の色
他にも様々な色柄が使われているので
自分なりの解釈をもつのもいいですね!
色と柄の組合せでそのギャッベに込められた想いも変わります。
良い意味を持ったものばかりなので
結婚や出産のお祝いにもぴったり☆
今EXPOCITY店でご覧頂けるギャッベのサイズは
40x40cmと40x60cmの2サイズ。
ちなみにこの大きさを織り上げるのに
どれくらいの時間がかかると思いますか??
1日8時間の作業をしたとして、、
40x40cmの大きさを織るのに、約4日間!
もちろん羊の毛を刈って、糸にして、染色して、、、
いうところから数えると
もっとたくさんの時間がかかっているのです。
遊牧民の方々が一生懸命織ってくれて
やっとACTUSにやってきたギャッベたち。
手にとっていただいたみなさまに
大切に使って頂きたい!
と思うのでここからはギャッベのお手入れ方法や使い方のお話。
まず、よくお客様がおっしゃられるのがこの言葉。
”夏はちょっと暑いよね”
実はそんなことないんです!
もっと暑くなってきたら
ぜひ裸足で踏んでみてください。
きっとその意味が分かるはず。
ギャッベに使われているウールは
主にイランのザクロス山脈で遊牧民と移動生活をしている羊のもの。
ものすごく標高の高いところに住んでいる羊の毛は
とても丈夫でへたりにくい!
そして年間を通して毛の表面温度が約20℃に保たれているというところがポイント。
20℃というと座ったときに
夏はひんやり、冬はぽかぽか。
そんな温度。
冷房の冷たい空気も
毛の中に取り込んでそのまま保つので
夏でも快適な敷物なのです!
逆に冬はホットカーペットや床暖房の暖かさを持続するので
電気を落としてもぽかぽかが続きます。
電気代節約にもなるなんて!なんて優秀!
嘘だ~!と思った方はぜひ店頭で試してみて下さいね☆
そんなメリットがあるギャッベなので
チェアやベンチの上で使っていただくのに最適。
少し大きいサイズのギャッベと巡り会えたら
ソファの前や洗面所の下、ベッドサイドなどで使っていただくのもオススメ。
さて、気になるお手入れ方法ですが、
この点でもギャッベ君、優秀です。
ギャッベのウールは油分を保ったまま染色されているので
防水性があり、汚れをはじきやすい!
本来、水を吸い取りにくいという特性も持っているので
ちょっとやそっとの汚れはへっちゃら。
何かこぼしてしまったときは、、
①シャンプーを水で薄めてよく泡立て、
②スポンジや布に含ませて軽く絞ったもので
毛並みに沿ってなでるように拭き取る。
③固く絞った布で水分を拭き取り、
④さらに乾拭きしたあと
⑤お日様の下でしっかりかわかしてあげればOK
ほとんど汚れはわからなくなります!
(赤ワインのような色素の濃いものも!)
特に目立った汚れがなければ、
普段は掃除機だけでOK。
しっかりとお手入れしてあげれば
何世代にも渡ってお使い頂けます!
(本当ですよ!)
色あせも無く、
羊の毛、それぞれの個性によって
色を深めるところと浅くなるところがあり、
次第に光沢感もでてくるので
永く使えば使うほど、趣のあるヴィンテージの
美しい風合いのある絨毯に育ちます。
元々はペルシャの過酷な環境の屋外で
遊牧民たちの”持ち運び可能な床”として
受け継がれてきた絨毯。
ぜひ一度手に触れて見て下さい!
■Today’s Green■
【ロングアイビー】
EXPOCITY店にはよくお目見えするロングアイビー。
寒さなどにも強いので育てやすく人気です。
これだけボリュームのあるグリーンがお部屋にふえると入ると
フレッシュな空気が生まれそうでいいですね!
みなさまのご来店心よりお待ちしております。